百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

料理

9月14日 水曜真昼の戦い

水曜日のお昼には、お昼ご飯と夜用のお弁当を同時に作る。 毎週水曜日は15時〜21時半の勤務で、夜ごはんは業務の合間に座席で食べるのだ。 マルチタスクが好きなのに苦手、要領があまり良くない私は、ランチとお弁当のおかずを同時に作ることにいつも苦戦す…

3月5日 緑色のカレーを作る

菜の花を使ってカレーを作った。ざっくり30食。毎月恒例の間借り営業のための仕込みです。 よく間違えている人がいるのだけど、サーグというのはヒンディー語で「青菜」という意味で、ほうれん草という意味ではない(ほうれん草はパラクという)。 サーグのカ…

6月7日 (梅の香り)

念願の梅シロップ作りを開始した。初挑戦だ。 子供の頃、母はほぼ毎年梅干しと梅シロップを仕込んでいた。家の周りは田舎だったからその辺に赤紫蘇が生えていて、学校帰りに摘んで母に渡した。ところが二階の夫婦の寝室で干されていた梅と赤紫蘇の混ざり合っ…

6月2日 (ベジ生活を始めてみた)

なんとなく今日から週1回くらい肉や魚や卵を食べない日、いわゆるベジタリアンな食事形式の日をつくろうと思った。 別に深い理由はない。インドで下宿生活していたときの大家さんはベジタリアンだったからベジの食事には慣れているし、今も職場のインド人に…

6月1日 (アメリカの現状と「寄り添う」について)

アメリカの黒人差別反対についてのデモあるいは暴動が議論を呼んでいる。私はインドの暴動をテーマに文化人類学の手法で研究をしていることもあって、この「騒ぎ」に対して思うことがたくさんある。それを早く文章としてまとめたいのに、頭の中で繰り広げて…

5月30日 (西荻窪と八百屋の話)

野菜や魚の旬を意識するようになったのは西荻窪で買い物するようになってからだ。 もともとぼんやりしていて一般常識がないし(アナログ時計の読み方を知ったのは高校生の時だった)、自分で材料を揃えて料理を作ったのは就職を機に実家を出て大学時代の先輩の…

スラム流ガラムマサラの作り方メモ

コリアンダーをスプーン4杯、クミン4杯、クローブ1杯、シナモン1欠片、カルダモンスプーン1杯を鍋で乾煎りする。どのスパイスも焦さないように注意する。シナモンは特に火が入りにくいので最初に入れたほうが良い。 その後、グラインダーやミルがあればそれ…

5月19日(三鷹台は陸の孤島)

noteのほうに記事を書いていたらこんな時間になってしまった。今日はごく短いメモを。 noteの記事はヒンディー語の参考書の選び方について。興味ある人はどうぞ。 ヒンディー語テキストレビュー① ~バランス編~|岡本(OKP)|note ◼️今日のメモ ・現在私が…

5月18日 (打ち切りの不安)

カレー沢薫という作家さんがいる。漫画やコラムを主に書いていて、シュールで切れ味の良いギャグで世相を斬る、何を読んでも一から十まで激しく共感できる大好きな作家さんだ。そのカレー沢先生が出した本「ひとりでしにたい」が打ち切りになるかもしれない…

5月16日(転んだ日)

激しく転倒した。夜に飲むためのお酒を買いに行った帰り、雨が徐々に強まってきていて、家まであと少し、走ろうと思った。 足がもつれた瞬間に「あ、転ぶ」と思った。そのときに「ビンが割れたら困るな」と最初に考えたのか、考える暇すらなくてなんとなくそ…

5月15日のメモ書き

Youtubeで検察OBの会見の生中継を見た。OBの一人が「色んな意見が出る組織は柔らかい。一つの意見しかない組織は長い目で見れば衰退する」ということを言っていたのが印象に残った。 この動きを受けてかは知らないが(不信任決議案を優先せねばいけなくなった…

5月11日のメモ書き

そういえば昨日、脳みその使い方についてすごい話を聞いた。 高校生と大学生の頃、私はほとんどの授業を寝て過ごしていた。どうしても眠くなってしまう、そういう経験あるよねえと話していたとき、一人の先輩が、脳の思考力をあるレベルまで引き上げれば寝な…

スラムのチキンカレー

私のつくるインドカレーは全てインド人に教えてもらったものだ。サンタナのスバーシュさんや歴代の借家の大家さんなど、色んな人に教わったけど、一番の基本を教えてくれたのはスラムのおばちゃんだった。 おばちゃんの家ではチキンカレーはご馳走なのだけど…

5月5日のメモ書き

昨日、このブログを書いてからさあ寝ようと電気消して目を瞑ったのだけど全く眠れずに1時間が経過。寝られないのに目を瞑っているのは面白くないので目を開けてTwitterを見たりyoutubeで動画を見たりした。 こうすると寝落ちできると聞いたことがあるのだけ…

物々交換で世間を渡りたい

母も私も、昔から人を招いて家で夕飯を食べてもらうのが好きだった。 なので引っ越してきて落ち着いてから、たびたび友達や先輩や後輩を家に呼んで夕飯を振舞っていたら、みんな手土産として何か持ってきてくれることが増えた。 コーヒーやお菓子をもらうこ…

2020_02_07 スピヴァク特集号の勉強会

BKY(文化人類学の古典を読む会)の第2回を開催した。我が家で。先輩にご足労いただく図々しい後輩である。 BKY当日の朝になっても課題図書を読み終わってなかった。寝てる間に読み終えるような睡眠読書なるものができれば良いのに、と思いつつランチを食べな…

蓮沼執太のライブがはずれた

悲しい知らせが届いた。 仕事も午前中に片づいて鼻歌などうたっていたところに、peatixからのメールが。これは抽選に応募していた蓮沼執太のイベントの当落結果だろうと予感。すぐさまGmailを開く。 正直、両日申し込んだらどちらかは当たると思っていた。 …

トーストは超熟派

ずっと朝ごはんや夜ごはんの投稿だけを続けてると、タイトルを考えることが難しくなりそうだ。 金曜の朝はトースト。塗ってあるのは栗ペースト。ペーストというか栗のプリンだけど、塗って焼いた。 その日の夜は祖父の退院祝いで寿司を食べに街へ繰り出した。…

こな鷹@三鷹台

三鷹台駅からずんずん20分以上歩くとカルツォーネの専門店がある。(一応パスタもある) 見た目は寿司屋なのだけど、大きく「あげピザ」ののぼりが出ている、不思議なお店。その名も「こな鷹」という。 今日のランチはそこで。サラダとドリンク付きで700円だっ…

書く気力の起きない日は写真を載せることにした

もはやタイトルがすべて。 書くことを継続したいのに疲れて気力がない日が多いから、せめてその日に食べたご飯だけでもアップしようと思った。 だいたいそうだ、このブログは自分の精神状態も含めて様々なライフログをつけるために立ち上げたのだから、私の…

土鍋で米を炊く

我が家には炊飯器がない。 そもそも極狭台所なので炊飯器を置くスペースがない。 炊飯器ってお米を炊く以外に煮込み料理とかケーキ作りとかにも使えるらしいけど、私はいままでの人生で炊飯器を炊飯以外に使ったことがないし、そんなに毎日米を食べないので…

いつか日本でランガルをやりたい

そのうち日本で食堂をやりたいなと思っている。 そこではインド料理を出す。インド人が家で毎日食べている豆カレーと野菜カレーとチャパティのセット。 これに値段はつけない。「お気持ち」でお金をもらう。 食べた人が、自分の懐具合や、お金を払いたいと思…

ムーング・カ・ダール(緑豆カレー)の作り方

題名の通りです。相変わらずがっつり料理に逃げてます。 まあ、ムーングを使ったカレーは手間暇がそんなに掛からないので、ちょっとした気分転換に最適なんですよ、と言い訳。 ムーングってのは緑豆のことです。そのまま生で食べると、もやしの味がします。…

料理に逃げる日々

最近、料理にはまっている。というか、料理に逃げている。 書き起こしがつらすぎる。特に、ラージャスターニー訛りのヒンディー語を書き起こすのが本当につらい。 あまりこういう言葉は使いたくないのだけど、いわゆるuneducatedな人の使うヒンディー語は文…

11月4日~8日のはなし(魚カレーの作り方)

■11/4(水)先日、読みたい本などなどの荷物を送ってほしいと実家の親に頼んでおり、それが10月20日頃に日本を出たと親から連絡を受けていました。以前も同様の方法で送ってもらったことがあったので、今回もまあ5日~1週間程度で届くだろうと思っていたので…