百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

考えたこと

3月7日 誕生日と無価値観

先月末に、毎年恒例となっている誕生日を迎えた。今年で35回目のイベントであった。 その誕生日で「ただ生まれただけ、ただ喜んでいるだけで、周りの人がこんなに嬉しそうにしてくれる」を思いっきり体感して、少しずつ自分の中の「無価値観」を解消できてき…

3月13日 間に合う

今日をずっと3月14日だと思って過ごしていた。役所に出す書類にも、担当者の目の前で3月14日と書いたし、誰もそれを咎めなかった。自分が心の底から信じ込んでいれば嘘も真になるのだね。 そういうわけで確定申告を今年も無事に終えた。 今年は初めて税務署…

1月28日 生と死を見送る

おじさんが死んだ。告別式に出た。 言葉にできそうでできない塊、もやっとしたものが喉元にはりついている。 自分の未来というか、未来を生きていくときに横にいてほしい人について、考えた。 私は今まで充電ケーブルというか、愛情をたくさんもらい、たくさ…

1月23日 日々があたらしい

年が明ける前から、たぶん帰国してからずっと「毎日あたらしいな」という感覚がある。 竹内まりやのように毎日をスペシャルだと感じるほどの感性はまだ育ってないけれど、今のところ日々がちゃんと別々のあたらしい日として私の前に現れている。 当たり前の…

11月11日 ネットのない生活、床に寝る日々

引き続きインドにいる岡本です。 今はパンジャーブ州だけど、少し前まではジャンムー・カシミール(J&K)のジャンムー側にいました。 J&Kは帰属や独立をめぐって今もごたごた(だいぶ端折りすぎな言葉ですが)のある地域でして、数年前にはカシミールの分離運動…

12月26日 寒波と祈りと個性

寒波到来。 誰も死なないでこの寒波を乗り越えてほしい。星の名前のついた渋谷の銀行そばの路上で暮らしているおじいさんを思い浮かべる。 死なないでほしいと願うばかりの無責任さでは、願いも祈りも意味なんかない。さっきから自己嫌悪がひどい。寒いとネ…

12月15日 高円寺の寿司

最近よく高円寺に出没している気がする。 以前お世話になった学校の先生方とプチ忘年会を楽しんだ。「たくさん飲み食いしてください」と言われたのでそれを言葉通りに受け取って、お寿司をたらふく食べ、がぶがぶとお酒を飲み、デザートのリンゴは周りの人の…