百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

11月4日~8日のはなし(魚カレーの作り方)

■11/4(水)
先日、読みたい本などなどの荷物を送ってほしいと実家の親に頼んでおり、それが10月20日頃に日本を出たと親から連絡を受けていました。
以前も同様の方法で送ってもらったことがあったので、今回もまあ5日~1週間程度で届くだろうと思っていたのですが、まだ届かない。トラッキングしてもずっと「通関中」の表示のまま。

10日経った時点で一度DHLに問い合わせた結果、「通関で止まっています」とのこと。いや、WEBでトラッキング見てるから知ってるよ。なんで止まってるのか教えてよ。私はどうしたらええねん。
と、そんなやり取りをした後はしばらく進展がなかったのですが、本日ようやく出た結論は、母の書いたインボイスの合計金額が計算ミスっていて通関に止められたとのことでした。

私の計算能力の低さは遺伝だったのか!

それにしても、この事実が判明するまで一日に一回のペースでDHLに問い合わせたり「荷物紛失したかも」などの誤情報を受けたり、DHL日本に国際電話しなきゃいけなくなったり、と散々でした。

DHL日本もDHLインドも、どっちも「折り返します」と言ってから音沙汰ないのが一番困ります。でも悪評高いインドの郵便局だったらもっと時間が掛かっていただろうと思うと、まだマシなのかなあ。

それにしても早く届くといいなあ。。。というか本当に届くんだろうか。。。

 

■11/7(土)

家のご近所のおばちゃんたちから「来週のディワーリーに備えてイヤープラグ買っておきな」とアドバイスされる。

道路での爆竹の応酬、夜中でもお構いなしに上がる花火、寺院から大音量で流れる宗教音楽に耐えられないのであれば、の話。ちなみに家のすぐ近くに寺がある。

自衛用に爆竹も買おうかなと思ったけど、憎しみは憎しみしか生まないんだよということで、爆竹投げられたら走って逃げようと決意した。もしくはレッツ籠城。

しかし下の階に住んでる大家さんとこの悪ガキが爆竹を買って帰ってきたのを見て、敵は城内にもいるのではないかと疑心暗鬼な今日この頃です。

 

■11/8(日)
ドゥルガープージャーの時に仲良くなったおばちゃんの家に、今でも週に1回か2回くらい通っています。
おばちゃんから「あんたは私の娘よ!」と言ってもらえて嬉しいのですが、足繁く通いすぎて迷惑にならないようにしないとなあと。しかしインド人の感覚的に、どこからどこが迷惑で、どこからどこが許容範囲なのかわからない。わからないなら聞くしかないのだけど、聞いても「あんたは私の家族なんだから遠慮する必要なんてないのよ!」とのこと。うーむ。

さて、今日はそのおばちゃんから魚カレーの作り方を教わりました。
いま住んでいるPGは大家がベジタリアンなので、私たち下宿人の食事もベジですが、おばちゃん家はノンベジとのこと。じゅるり。
とはいえチキンも魚も野菜に比べれば安くないので、しょっちゅう食べることはできないとのことですが。今日は私が魚を買うから作り方を教えてよ、と頼んで魚カレー講習会となりました。

使った魚は「マングリー」といって、骨は少なめで脂がのっていて、要はめちゃくちゃ美味しい魚でした。
おばちゃんの家のある地区(※政府指定の「不法占拠地域(JJ・所謂スラム)」に認定されていた)には魚屋や鶏屋や豚屋があって、お兄さんに「これ頂戴」とやるとその場で屠ってくれます。驚いたことに、意外と血が飛びません。

ちなみに動画は既に息の根を止めてある魚をぶった切っているところなので安心してご覧ください。(苦手ならご注意を)

ざっくりとした調理方法は以下の通り。

<使うもの>
・マングリー 1匹(100ルピー)
・たまねぎ 小1個半~2個
・にんにく たっぷり

・赤唐辛子:スプーン半分
コリアンダー(ダニヤパウダー):スプーン2杯
ターメリック(ハルディー):スプーン1杯
・塩:スプーン半分程度
・魚カレー用ガラムマサラ(市販品)
 ※自分でも調合できるがスパイスを揃えるのが手間なのであると楽

<作りかた>
①タマネギを切る。にんにくは粒にばらして皮をむく。
②タマネギとニンニクをミキサーにぶちこむ。どろどろにする。
③カダイ鍋(中華鍋のインドver)に油をたっぷりひく。
④タマネギ&ニンニクペーストを軽く炒める。
⑤スパイス投入。
⑥魚を投入。蓋をして煮込む。
⑦10分たって魚に火が通ったら出来上がり。

やばい、超簡単。そして絶品。皆様もお試しあれ。