百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

物々交換で世間を渡りたい

母も私も、昔から人を招いて家で夕飯を食べてもらうのが好きだった。

なので引っ越してきて落ち着いてから、たびたび友達や先輩や後輩を家に呼んで夕飯を振舞っていたら、みんな手土産として何か持ってきてくれることが増えた。

 

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コーヒーやお菓子をもらうこともあれば、人参やネギなど食材をそのままもらったこともある。そのお野菜は地方で暮らす親戚の方が送ってくれたものなんだって。親戚さんお野菜作ってるんだねえ、知らなかったよ、と話が弾む。

コーヒーは今まで苦手で自分から好んで飲むことはしなかったけど、先輩が豆を持ってきてくれて目の前でひいてくれたその香りがとても良くて、ミルクをたっぷりいれたコーヒーは好物になった。

そのコーヒー好きの先輩、見た目はとってもクールだけどコーヒーは私と同じくカフェオレ派で、ブラックコーヒーは苦手なんだって。意外だった。

 

持ってきてもらった品物を通して、その人の知らない一面が見える。面白いなと思う。

私は代わりに夕飯を作る。インドで教わったチキンカレーや豆のカレー。それだけじゃなくて、麻婆豆腐やパスタ、簡単なものからちょっと手間のかかるものまで、作りたいものやリクエストのあったものを気分次第で。

喜んで食べてもらえるのが、何より嬉しい。

 

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