百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

2020-01-01から1年間の記事一覧

12月30日、SNSについて考えたこと

知人の一人が来年からSNSを一切辞めると言う。なんとなく、そういう人はこれから増えるだろうなと思う。速さとSNS(というかインターネット)には親和性があり、今は社会が徐々にスピードを落とそうとしている時期だからだ。 社会を大きな臼に例えて、その回転…

12月29日

久々の完全オフ。 冷蔵庫に残っていた大根で大根フライと大根餅をお昼ご飯に。 ベジの日なので肉魚卵は食べないけどエビのカレーを作って西荻窪に届ける。 ついでに「最後に笑え」でマルコのパスタことカチョエペペを食べる。にんにく、チーズ、塩胡椒のシン…

12月28日 私は水になりたい

一年の終わりがもうそこに迫っている、とはいえなにかが急に変わるわけでもなく、一日が続いていく…日々の積み重ねが百年。「百年と一日」という柴崎友香さんの本を横目に年が暮れていくのを眺めてる。 来年こそはとまたアホのように今年も繰り返し言ってい…

10月20日、拾った銀杏でごはん

銀杏ご飯を炊いて食べた。美味。 昔は食べられなかったのに今は大好きな食材、銀杏。それを白米と共に炊いたもの。それが銀杏ご飯。 この銀杏は拾ってきたものだ。 いま大学キャンパス内でちょっとしたお仕事をいただいているので週一度は出勤していて、その…

10月17日、西荻窪に足繁く通う

朝から西荻窪へ行ってお絵かき。 雨だったので憂鬱な気持ちもあったけれど、動き出してみれば憂鬱さもどこへやらで楽しさ全開。案ずるより産むが易しとはよく言ったものだねえ。 お昼にパンジャーブのカレーを食べる。チキンカレーの味付けはあまり好みじゃ…

10月15日、ビリヤニと漢方

久々の雨だった。冷たい。 冬が一番好きな季節なので寒いのは構わないのだけど、冬の雨は寒すぎるので嫌いだ。雪のほうがいい。今は秋だけど。 夕方には雨が止んで助かった。 友達と高円寺のインド料理店へ行き、ビリヤニを食べた。 自分の周りにたまたまカ…

10月13日、明け方の銀杏

火曜日は20時頃から22時過ぎまでオンラインでヒンディー語講座をやっている。へっぽこながら多くの生徒さんに受講いただいて、ありがたきこと山の如し。 全8回講座の今シリーズは来週で最終回を迎えるのだけど、また11月から新シリーズを担当させてもらえる…

10月9日、週末に向けて

月火水とお仕事で、あとは家で教材を作ったり論文を書いたり、という生活スタイルを送っている。まあ論文書けてないんですが。 教材は火曜日の夜にやっているヒンディー語のオンラインレッスン用のもので、例文を探してきたり文法のわかりやすい解説を考えた…

10月8日、ヨコトリ

横浜トリエンナーレに行った。 雨だったからか、平日だったからか、とてもすいていた。 横浜の街自体もすいていた。横浜という馴染みのない場所にたどり着くまで紆余曲折、道を間違え電車を間違え最寄駅を間違えで予定到着時刻を1時間過ぎたりなんだり、まあ…

10月7日、言語化の難しさ

0時を過ぎて日付が変わったけれど気にしないで、今日のことを書く。 そもそも、日々書くことがありすぎる。何もない日のあった試しがない。目から耳から鼻から情報が飛び込んでくるせいで、いつも、毎日どころか毎分毎秒なにかしら書くことがあり、しかし脳…

10月6日、歩くこと

散歩が趣味だ。歩くことが好きだし、外の風や香りや草や木を見たり感じたりするのが好きだ。 読者音楽映画アニメ漫画など様々な趣味のなかでも散歩というのはお金が一番かからないので、月末のひもじい生活の中でも楽しめるのが特に素晴らしい。 歩いている…

スロースタート

また以前のように日記を書こうと思う、けどいつのまにか分量がえらいことになって自分の首を絞める、ので、毎日少しずつ書いていく。 紙の日記帳も書いていて、どれだけ書けば気が済むんじゃいというほど日々文章を書いているけど、まだまだまだまだ、まだ、…

6月22日

土曜日あたりから自分のメンタルの様子が変だった。もやもやもやもやして、とはいえ天気が悪いわけでもないのになあ、なんだろうと思いつつオンラインの勉強会などに参加。 日曜日は明らかに低気圧きてるなとわかるくらいのメンタルの落ちっぷりで、夜からは…

6月20日のメモ(論文提出)

ここ数日、論文執筆の追い込みに入っていた。ちょうど今日が紀要に掲載を希望する論文の修正版の提出締め切りで、もらった査読コメントを反映するためにえっさほいさしていたのだ。 さきほど、分量調整も終えてようやく完全に提出が完了した。ねむい。 執筆…

6月16日 (ベジ生活と司書)

今日はベジ生活の日。 学校の食堂が時短・縮小ながら営業を再開してくれたので、お昼ご飯はそこで食べた。が、縮小営業のためか、以前あったはずのベジタリアン向け豆カレーがメニューから消えている。。 購買部も短縮営業中。 おにぎりやパンのような賞味期…

6月15日のメモ (多忙と思考について)

今週からラジオ局での仕事が本格的に戻り始めた。論文の締め切りも迫っていて、オンライン講座の教材スライドも時間がかかっていて、なんだか全体的にバタバタと慌ただしくなってきている。 忙しいと、考え事をする時間が減る。悩ましい事について考えなくて…

6月14日のメモ

下手くそだが歌うことが好きだ。鼻歌は特にずっと歌っている。どこかの歌であったり自作のものであったり、よくわからない曲を鼻歌でふにゃふにゃ歌いながら歩くのが好きだ。 今晩は酒に酔いながらそうやって鼻歌を歌って帰路を歩いていたら、24時を過ぎた松…

6月11〜13日のメモ (雨の話と居心地の話)

梅雨が始まった、とはいえ梅雨入り予報の次の日の日中は晴れていたし、今日は湿度も低めでひんやりとすごしやすい一日だった。 低気圧で死にかけながらも、雨は嫌いじゃないし、降ったほうがいいと思っている。あまり雨が降らないと川の鯉が死んでしまう、と…

6月10日のメモ (忘れた頃に受け取るお礼の品)

続々とクラウドファンディング系のお返しが届いている。 今朝、ミニシアターを支援するためのクラウドファンディング「ミニシアター・エイド」のお礼として、ウェブで映画が観られる「サンクスシアター」のログインIDとパスが届いた。作品数は220本、この中…

6月8日と9日のメモ (感情を伝える難しさ)

感情を正確に記憶として留めておくことは不可能だ。 だから思ったことは、気持ちや感情は、思った時にその場で誰かに伝えたい。 でも思ったことをその場ですぐに言おうとするのに言葉として口に出すと違和感ばかりで、違うこれじゃない私の伝えたい「気持ち…

6月7日 (梅の香り)

念願の梅シロップ作りを開始した。初挑戦だ。 子供の頃、母はほぼ毎年梅干しと梅シロップを仕込んでいた。家の周りは田舎だったからその辺に赤紫蘇が生えていて、学校帰りに摘んで母に渡した。ところが二階の夫婦の寝室で干されていた梅と赤紫蘇の混ざり合っ…

6月4日と5日(呪いの言葉と時間)

だいたい毎日1時過ぎから2時の間に、夜道を大声で歌いながら自転車で走り去っていく人がいて、その一瞬のイントロドンな曲当てクイズを私はまあまあ楽しみにしているのだけど、今まで一度も曲が判明したことはない。最近薄々感じているのだけど、どうも彼は…

6月3日メモ (分極化する世界)

現在の世界は「分極化」という言葉がぴったり当てはまると思う。冷戦構造を彷彿とさせるが、異なっているのは各国内で激しい対立が起こっていて、それがSNSを通じて以前よりも速く他国に波及し、シンパシーを感じる他国の人々が彼らへの連帯を示す。アメリカ…

6月2日 (ベジ生活を始めてみた)

なんとなく今日から週1回くらい肉や魚や卵を食べない日、いわゆるベジタリアンな食事形式の日をつくろうと思った。 別に深い理由はない。インドで下宿生活していたときの大家さんはベジタリアンだったからベジの食事には慣れているし、今も職場のインド人に…

6月1日 (アメリカの現状と「寄り添う」について)

アメリカの黒人差別反対についてのデモあるいは暴動が議論を呼んでいる。私はインドの暴動をテーマに文化人類学の手法で研究をしていることもあって、この「騒ぎ」に対して思うことがたくさんある。それを早く文章としてまとめたいのに、頭の中で繰り広げて…

うっかり死なないために

人はマジでうっかり死ぬ。事故や心臓発作のような予期できない死だけではない。うっかり自殺してしまうということがあると思う。 どんな精神状態だと本当に死んでしまうのかは実際に死んだ人しか知らない。私が子供の頃によく遊んでくれた叔父の親友は、誰に…

5月30日 (西荻窪と八百屋の話)

野菜や魚の旬を意識するようになったのは西荻窪で買い物するようになってからだ。 もともとぼんやりしていて一般常識がないし(アナログ時計の読み方を知ったのは高校生の時だった)、自分で材料を揃えて料理を作ったのは就職を機に実家を出て大学時代の先輩の…

5月28日と29日のメモ書き

引き続き予定に追われている。気づいたら5月ももう終わりだ。やらなきゃいけないこと、やりたいことの半分もできていない気がする。私には時間がいくらあっても足りないみたいで、ぼーっとしたり猫とゴロゴロしたりしながら過ごしていると一日があっという間…

5月27日のメモ (働きすぎている)

月火と忙しく、なんなら今日も忙しかった。今まで放置してきたり先延ばしにしてきたタスクをこなさなくてはいけなくなったからで、それは私が悪いのだけど。 26(火)に緊急事態宣言が解除された。まだ私の手元には政府が送ってくるというマスクが届かない。緊…

5月24日(時間と記憶と憂鬱と)

最近、時間と記憶について考えさせられることが多い。いや、時間と記憶は人間のアイデンティティの根本だから触れる機会が多いのも当たり前なのだろうけど、意識が向きやすくなったと言うのか、とにかく自分の中に時間や記憶をテーマにした作品や情報が飛び…