百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

9月27日 選択と自由

とある学校で臨時の講師として採用された。施設の案内などをしてもらう。

 

「過去は変えようがないけど未来はこれから作れますからね。」

と、その学校の先生に言われた。なんでこんな話になったのだっけ、将来やりたいことを話したのだっけ?

今を生きている自分が未来を作ってるだなんて言い古されてきた言葉、本に書いてあったりネットで見たりすればたぶんそこまで心に残らないのに、その先生の目や言葉には迫力というのか芯があって、そうだなと納得せざるをえない力を持っていた。

 

言葉は誰が発するかだなと思う。深みがでることも、薄っぺらく感じることも。人の生き様が言葉にのって伝わってくる。

 

人の幸せを願えるようになったのは最近のことかもしれない。

余計なお世話だともわかってるけど。友人や知人や大切な人が幸せでいてほしいと願わずにはいられない。

コロナ禍やその他もろもろで選択肢のない状態に置かれている人は多いのだろうなと感じる今日この頃。限られた選択肢を前にもがいて悩みそれでも生きろ、と口で言うのは簡単だし私が言っても説得力がないのだけど、それでも、本当の自由とは選択することの自由なのだと思う。

だからもがいてもがいて、選び取ってほしい。

みんなが幸せになれますように。

 

私も私で選びとる。