百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

3月17日 性とか愛とか

月曜火曜と連続で友達と楽しく過ごした。

家に泊まってくれて何かを夜通し話して寝落ちしたのだけど、お酒が入っていたのでほとんど覚えてない。友達も何も覚えてない。

翌朝、2人で「はて?」と色んな記憶を出し合ってパズルを埋めようとしたけど埋まらなかった。

付箋に書かれた謎の「領収書」があったり、猫を抱いたぶれぶれの写真があったり。

そんな楽しい日だった。

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友達と話していた中で一つ覚えているのが自分の性的な傾向のことだった。

この友人は愛情に色んな形があることを理解してくれているので話しやすい。

それで、薄々「変かもなあ」と思っていた自分の性的傾向について話したのだった。

 

私は好きな人に対しても、どんな男性にも女性にも、性欲が湧かない。

今まで知らなかったのだけど、これを「ノンセクシャル」と言うらしい。

手を繋ぎたいとか抱きしめられたいという気持ちはある。キスもおでことか頭にならされたい。

これらの行為も突き詰めれば性欲が原動力らしいので、私の場合は完全なノンセクシャルではないみたいだけど、所謂「性行為」をしたいと思ったことが人生で一度もない。

 

実は前夫とはセックスレスが原因で別れている。

面倒くさいし疲れる。それでも2ヶ月に一度はなんとか行為をするようにしていたけど、楽しくない疲れることをわざわざ眠くてベッドに入ってるときにやる意味がわからない。

ベッドに横たわるのは寝るためなのに、なんでここからさらに疲れにゃならんのだ。

交際中はホテルに行ったり旅行先でするから多少なりともエンタメ感があったのだけど…そりゃ結婚生活が続かないはずであった。

 

 

こういう「めんどくさい、楽しさがわからない」は人類のデフォルトの感情だと思っていたけど、今年の1月頃にNHKでやっていた夜ドラを観て「え?これ普通じゃないの?」と知って、そこからネットで検索して色々と納得した。

 

なんと

圧倒的大多数の人は愛情を感じるからこそ、性的欲求が芽生える事が多い

ノンセクシャルな人の10個の特徴とカミングアウトされた時の対応(続き2) | CoCoSiA(ココシア)

ということらしく、愛情はあるのに性行為をしたいという欲求に繋がらない私は何をどう足掻いても圧倒的にマイノリティなんだ、ということでした。

 

 

そんなことを友達に相談した気がする。でも覚えているのは自分の話していた内容ばかりで、友達がなんて答えてくれたのか、全然覚えてない。

というかもう寝落ちしてたような気がする。

そんな夜だった。

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