百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

9月1日~3日のはなし

今回のから複数日ぶんをまとめて投稿します。

 

■9/1(火)
本日ようやく外国人登録だということで、朝からFRROに行ってきましたが、結論から言って、登録はできませんでした。
受付で1時間待った後のまさかの書類不備の通告。しかも、大家さんから散々「no problemよ」と言われていたあの賃貸契約書が引っかかりました。

係「この書類はダメだ。有効じゃない」
私「え、なんで?サインもしてあるよ」
係「ノータリゼーションされていない」
私「は?なに?のーたりん?私が?」
係「違う。お前は裁判所に行ってこの書類をノータリゼーションしなくてはいけない」

ノータリゼーションの意味を調べたところ「公証」とのこと。
待て、日本語でも意味がわからん。
さらに調べたところ、どうも賃貸契約書などの書類はただサインするだけじゃダメで、公証人が「この書類は有効だよ」と書類を有効化する判子を押さなきゃだめらしいのです。
そんなこと知るかっつーか大家あああああ!とぶちぎれつつ大家に電話しましたが、もうこの状況では怒っても仕方ないので、Tis Hazariにあるデリー裁判所に行ってきました。

書類の公証作業は裁判所内で行うわけではなく、裁判所の建物の裏手で事務所を出している公証人のところに行くのですが、日本のオフィスを想像していると面食らうようなごちゃごちゃした場所でした。
同じスペースにある弁護士の事務所も「場末の飲み屋か?!」ってくらい猥雑な雰囲気を醸し出しているんですが、公証人の事務所はそれ以上で、もはや半露店のオフィスなんかもあったりします。彼らのお給料が非常に気になる。
ちなみに公証作業はあっという間に終わりました。あまりにあっけなく終わったので、これで本当に大丈夫なのか逆に不安。

さて、私がインドに入国したのは8月19日なので、明日で丸々14日が経過することになります。外国人登録は14日以内(within 14 days)に行う必要があるので、明日がラストチャンスです。
これ過ぎたら強制送還されるのかなと係員に聞いたところ、罰金を払えば数日の遅延はOKとのこと。ただ、遅延が長期の場合は、理由によってはビザ取り消しだそうです。もうほんと勘弁してください。。

 

■9/2(水)
ようやく外国人登録が完了しました。登録作業は待ち時間含めて1時間半で終わりましたが、これまでに掛かった苦労(主に心労)を思い起こして泣きそうになりました。

昨日ようやく問題の書類をノータリゼーションしてからも、本当にこれで大丈夫なのか不安になりながらの登録当日。インドは斜め上から理不尽な要求を繰り出してくる国なので、今日登録が完了しない場合は罰金を払う覚悟で臨みましたが、結果はなんとか無事に登録完了。

係「あ、でも1か月以内に警察に行って住居登録してね」
私「は?なに?なんで?」
係「そういうルールだから」

よくわからないけどあと1ヵ月は猶予もあるし、とりあえず今日はこれにて無事完了ということにしておきましょう。(こういうギリギリに駆け込みでやろうとする態度が毎回災難を引き起こすのに反省しない奴)
無事に手続き完了したお祝いに、下宿先の近くに見つけた韓国料理のファストフード店でキムチチャーハンを食べたら、キムチが辛すぎてお腹を下しましたとさ。

 

■9/3(木)
久々の学校です。外国人登録の作業で丸二日とも授業を休んでいたこともあり、いったいどこまで進んだのかしらと不安になりながら出席すると、、全然進んでねえ!1ページも終わってねえ!逆にすげえ!

どうも昨日はオートリキシャーのストライキがあり、学校に来られなかった生徒が多かったため、ほとんど授業を進めなかったそうです。
そういうことで淡々と授業を受けましたが、やっぱり授業中に事務員が乱入してきてボーパールでのヒンディー語会議の集合時間について告知するなど、やりたい放題でした。

このボーパールでのヒンディー語会議ですが、詳細がほとんど何にも知らされていません。今日、ようやく集合時間が告げられたくらいです。しかも10日から開催と聞いていたので当日に行くのかと思ったら、列車の都合上、前日9日から出発だという。早く言えよ!そして列車の出発時間が朝の6時。なんと私の家の最寄りメトロの始発では間に合わない。だから早く言えよ!!!
しかも8日にはこの語学学校の日本人OBOGとの飲み会が予定されていたんですが、これでは翌朝の集合が不安です。しかし私は飲みます。ここで飲まなきゃ酒飲みの風上にも置けねーですよ。気合で頑張ります。