百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

6月3日メモ (分極化する世界)

現在の世界は「分極化」という言葉がぴったり当てはまると思う。冷戦構造を彷彿とさせるが、異なっているのは各国内で激しい対立が起こっていて、それがSNSを通じて以前よりも速く他国に波及し、シンパシーを感じる他国の人々が彼らへの連帯を示す。
アメリカに限らず、ネオリベラリズム(新自由主義経済)が限界を迎えつつあるのだと思う。そうであってほしいという淡い期待も混じっている。


でも日本は世界のその状態から少し取り残されているように感じる。どうしてだろう。英語と触れる機会が少ないから海外のユーザーの発信(英語のもの)に興味が向かないのかな。私が英語のツイート読むの億劫に感じるからそう思うだけかもしれないが。
ただ、Twitterでも「他国の問題に首を突っ込まない/突っ込むな」というスタンスや主張する人が散見されて、どうしてそう考えるのかなと思った時に、やはり真の意味での「グローバリズム」や「国際感覚」のようなものが日本の中にはまだまだ醸成されてないのだろうなと思った。対岸の火事として傍観している人が多すぎる。


他国だから他国に任せれば良いという考え方では地域研究(area studies)がそもそも成り立たなくなるのだけど、これについては深田晃司監督の「ほとりの朔子」という映画を観てもらうとして(笑)、国際結婚や海外での仕事・開業が珍しくなくなり始めた時代に国境線で引かれた「国」「国籍」という単位で人間を捉えることの限界がきていると気づいて欲しい。
人権という考え方が生み出され国際人権規約が作られて半世紀以上経つというのに、他国の人間のひどい状況を「あれは他国の話だから」と切り捨てることのおかしさ(というか時代遅れ感)を感じているのだけど、下手に言語化すると考えていることと違うことを書きそうなので、もっとじっくり考えて(資料をひきつつ)記事を新たに書かねばと思っている。


そういえば日本には黒人差別のような差別や排除はないと本気で言ってるらしい人が結構いて驚いた。まじでか。そもそも「自分は差別してない」と「日本は差別しない」の意味は異なるし、前者の意味で言ったのだとしても日本に差別が残っている以上それを傍観しているのは差別に加担することになる(学校のいじめ問題と同じ)のに、本当の本気でそう言ってるのかと、心底驚嘆した。
 
◼️今日のメモ
・今日もよく働いた。来週から勤務体制が変わるらしく、また一波乱ありそうだなあと嫌な予感がしている。
・家の近くのお蕎麦やさんでランチを食べる。ここのお蕎麦はコシが強くてとても美味しい。天ぷらもカラッと揚がってて最高。おじさんが覚えてくれていつも挨拶してくれるのも嬉しい。

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・暑くなると聞いたので久々にインドの服クルティーを着た。ドゥパターも首に巻いた。ドゥパターとはスカーフより長い2m近い布で、いろんな使い方ができる便利なファッショングッズだ。

インドの服を着ると落ち着くというか、身体にすんなり馴染む。

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・夜は最近はまっている吉祥寺の中華料理屋で晩酌。毎晩でも通いたい。安くて料理の量も多くて美味しい。お酒と一品料理のセットがなんと790円。油淋鶏がボリュームあって驚いた。

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◼️今日聴いた音楽(印象的なものだけ)
SLOW DAYS / フィッシュマンズ
スクワットブンブン / 眉村ちあき
Queeeeeeeeeen / 眉村ちあき
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◼️今日読んだもの
今日のトーテミスム 1章途中まで
 
◼️今日のアニメ・ゲーム他
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの再放送を観た。10話だ。めちゃくちゃ泣けるやつ。ヴァイオレット・エヴァーガーデンはすでにシーズン全話観て劇場版の外伝も観に行ったけど、BDボックス買おうかなと悩んでいる。京アニ大変だしね。。

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 ログ
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