百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

味噌を作った話

新宿駅ジオングのポスターを見てふと疑問に思った。

 

ジオングはもともと足のついた状態が完成形であるはずだ。しかし未完成でも問題ない、あんなものは飾りだ、ということで足のないジオングに乗ってシャアは最終決戦に向かった。

つまり足のあるジオングがパーフェクトジオングなのではなくてただのジオングで、足のないジオングがむしろアンダーコンストラクション・ジオングになるのではないのか?

 

そんなことを考えながら私は実家に向かっていた。

母と味噌を作るためである。

 

母は毎年、味噌を自分で手作りしている。麹と大豆と塩があれば簡単にできるらしい。

私は去年初めて作ってみたが楽しかったので今年も作ることにした。

 

最近は味噌を簡単に作れるキットも出ていて、大豆を煮て潰すという重労働を省けるというのでお手軽に作ることになった。

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麹をさわるときには手袋が必須。手が痒くなるらしい。

麹を水とよく混ぜて、全体によく混ざったら、今度は大豆ペースト入れてさらに混ぜ混ぜ。

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麹と大豆ペーストがよく混ざったら、塩で味を調整。それから団子状に丸めていき、ハンバーグ作りのようにペシペシやって空気を抜く。

そして密閉できる容器に、隙間ができないようにみっちり詰めていく。貼り付けるという感じかな。

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カビが生えないように度数の高いお酒で湿らせたガーゼで表面部分をかるく抑えるようにぬぐう。それからサランラップで密閉。

これで数ヶ月放置すると美味しい味噌ができあがる、らしいです。

 

1年分ということで5キロ作ったけど、母に持たされた3キロの米とあわせて持ち帰るのが大変だった。

熟成する頃が楽しみだなあ。