百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

南青山に蓮沼執太の個展を見に行ったお話

おととい、南青山まで蓮沼執太の個展を見に行った。

中途半端な時間に家を出たので、途中でお腹が減ったら困るしスナック菓子でも買っておこう、というかスナック菓子食べたい、という衝動に駆られて三鷹台の業務スーパーでポテチを買ってから行った。

結果としてこの判断はとても良かった。なぜなら実際にお腹は減ったし、青山には西友業務スーパーもなかったからだ。青山の街中でポテチばりばりしながら、安いスーパーがないなんて青山に住んでる人は大変だろうなあと思ったけど、それを大変だと思わない層の人々が青山に住んでいるんだなと思い直す。なんでもかんでも自分の尺度で測ってはいけない。

 

蓮沼執太の個展は南青山のvoid+で開催されていた。

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左手側の小部屋は、ニューヨークで行われたインスタレーションの記録写真と映像が展示されていて、壁側のスピーカーから水の入ったガラス瓶の心地よい音が響く。右側の小部屋には、ニューヨークのときと同様に、蓮沼執太の体内の水分と同じ量の水が分けられたボトルが置いてある。これを私たちは自由な位置に動かせる。もしかしたら持って帰ることもできたのかもしれない、誰もそうしようと思わなかっただけで。

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ずっとここにいたい、と強く思った。蓮沼執太のインスタレーションも音楽も「永遠に」見ていたい、聴いていたいと思う作品が多い。私にとって彼の作品こそが「永遠」なのかもしれない。

 

 

そのあと別の用事で岩本町へ行き、いろんな話を聞いてうにゃうにゃと考え、その足で秋葉原へ。

カレーのことをよく語ったり作ったり食べたりするわりに実はカレーより油そばフリークなので、秋葉原油そば屋さん「麺処MAZERU」で塩まぜそばを食べる。二郎ライクな油そばが有名らしい。

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とっても美味でした。また行こう。