百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

すだち胡椒作ってのたうちまわった話

かぼす、と、すだち、をいつも間違えてしまう。どちらもサワーにして飲めばとても美味しいからどっちでも良いんじゃないかと考えていたけど、農家の方に失礼だなと思ったので今年こそちゃんとかぼすとすだちを覚え分けようと思ったのです。

 

だからというわけじゃないけど、知り合いからすだちをもらったので、すだち胡椒を作ってみた。柚子胡椒のすだち版ということで、作り方は柚子胡椒のレシピを参考にしました。

ミキサーやすり鉢がないので全てみじん切り。(これがのちの悲劇の始まりである。)

 

■作り方

1. 耐熱性のビンを煮沸消毒する。水の状態のときからビンを鍋に入れて火をかけると割れない。沸騰したら5分くらい待ってから取り出し、ふきんの上に逆さに置いて乾燥させる。

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2. 青唐辛子を50g、すだちを5〜6個を用意。

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3.  青唐辛子の種は取り出す。(必須じゃないけどこれをやると舌触りがよくなる)

4. すだちの皮を包丁で削ぎ、青唐辛子と一緒にみじん切りにする。

5. 乾いたビンに刻んだすだちの皮&青唐辛子を入れ、すだちの果汁をしぼってかける。塩はお好みで小さじ1杯〜入れる。

 

これで冷蔵庫に入れて5日間くらい寝かせると完成です。

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刻み方が荒いのであんまり綺麗じゃない…。

 

なんで刻みが荒いかというとですね、青唐辛子を刻む時にエンボス手袋などをしなかったんですよ。素手で刻んだんですよあれ。

 

その結果がこちら。

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指先が真っ赤に。熱い。痛い。激痛。火傷してるときと同じようなジンジンした痛みにのたうちまわる羽目になりました。痛すぎて丁寧にみじん切りとか無理。むしろ包丁投げ出すのをこらえてエライ。

 

こうなると石鹸で手を洗おうがオイルクレンジング使おうがオリーブ油やら擦り込もうが何をやっても痛みは取れません。手を下にさげるとさらに痛い気がしたので「おお、神よ」みたいな手を上にあげるポーズでひたすら耐える。

ロキソニンを飲んで1時間くらいしたら薬が効いて痛みが減ったけど、指先で何かをつまむとやっぱり痛い。この日の夜は友達と焼き鳥屋で飲み会だったんだけど焼き鳥の串が痛くて持てなかった。

だけども、この痛みとともにしっかりと「すだち」という言葉を脳みそに刻み込んだので、これから先の人生でかぼすとすだちを間違えることはないと思う。すだち胡椒作るときに指火傷したな、って未来永劫忘れない。

 

というわけで、青唐辛子はぜっっっったいに手袋をして刻みましょう。