百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々 (web→ https://lit.link/okapindia)

10月8日(水) 疾走のち転倒

激しく転んだ。斜めに体が倒れていく感覚と「あ、もう立て直せない」という確信を一瞬のうちに感じて、気づいたらアスファルトに両手両足を打ちつけるように転倒していた。

昨日の間借り営業の直前の出来事。家に忘れものをして取りに戻ったあとだったので、いつもより早歩き、ほぼ小走りの状態でお店に急いでいるところだった。

 

対面から歩いてきていた男性が「大丈夫ですか?!」と驚いて、私の散らばった荷物を拾ってくれた。優しい人だ。薄い色の入ったサングラスのようなメガネをかけている。

転ぶ直前まで、もうすっかり日が暮れるのも早くなって18時でこんなに暗いんだなあ、なんて考えていたのだけど、暗い夜道でサングラスのようなメガネをかけている男性にはもっと暗く見えているのだろうか…そんなふうにどうでもいいことを考えたがるのは、痛みから目を逸らそうとしている証拠でもある。手も足もずきずきと痛かった。

私は以前このパターンの転び方をして膝の皿を割ったことがあるので、何よりもまず地面に強く打った左膝のことを心配した。前回は手にワインボトルを抱えていて、膝よりもワインを優先したのだった。手をつかず膝だけで転倒の衝撃を受け止めた結果、骨が割れた。今回はちゃんと手もついて転んだからか、膝のずきずきは骨折の痛みではなさそうだ。

 

男性にお礼を言って荷物を受け取り、カバンの中のインド料理が無事なことも確認して、またひょこひょこと店に向かって歩き始める。

焦ったり慌てたり急いだり、私らしくないペースになっていたかもしれない。忙しさのなかでも自分のペースを見失わないようにしないと。最近は疾走してばかり。他人のペースに合わせようとしてばかり。

 

傷口から血と透明な体液が流れてくるので、途中のコンビニで絆創膏を買った。それをぺたぺたと両手両足の傷口を塞ぐように貼って、昨日の営業は見事に乗りきったのだった。

私は体力がない一方で根性と気力はあり、たびたび肉体の限界を気力がカバーしてくれる。おかげさまで、営業中はうっすら痛みを感じる程度で済んだ。

問題は帰宅して一人になったあとで、ふと気づいたら左膝には擦り傷だけでなく打撲の痛みもあり、少しでも違う角度に曲げようとすると激しく痛むのだった。さっきまでどうやって立って歩いてたんだ?寝返りを打つたびに痛みで目が覚める。腹立たしい気持ち。

 

手に貼った絆創膏も体液やら何やらでぐしゃぐしゃになってズレて痛む。キズパワーパッドにすればよかった。あとで買ってこよう。

f:id:bharatiiya:20251008092631j:image