生活の心地よさって「これが好き」で空間を埋めて、その空間を愛しているから生まれる感覚なのかもしれないと思った。
私の家はめちゃくちゃ居心地がいい。自分自身がいつもそう思っているし、うちに遊びに来るいろんな友達にも言われるし、恋人も心地よさそうにしている。同居猫のムギさんもいつもごろんと床に落ちている。警戒も不安もいらない。ここは私がすみずみまで愛を注いでいる、居心地がいい空間なのだ。
「これが好き」で私の人生を埋め尽くすことに対する全力の許可を、こないだようやく出せた気がしている。
私はロングスカートが好きだ。でもスカートばかり履いてるとバランスが悪いかなと思って、なぜか中庸を目指してパンツスタイルも取り入れたりしている。そのバランスを気にする人なんていないだろうし、誰に咎められたわけでもないのに。でもスカートばかり買うのって変かなと、私の脳みそが勝手に作り出した「社会」というものに対して勝手に遠慮していたのだ。
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