百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々 (web→ https://lit.link/okapindia)

10月29日(火) 始めるよりも終えること

昨日は二日酔いの友達を看病しながら過ごした。日曜日に恋人とケンカしたあと、友達に付き合ってもらって深夜まで飲み歩いたのだ。2人して酔っ払って我が家でごろ寝した翌朝、目を覚ますと友達は布団の上で「気持ち悪い」と唸っていた。

幸いにも私は日頃から肝臓を鍛えていたおかげ(?)で二日酔いにならなかったけど、友達に申し訳ないことをしてしまった。でも付き合ってくれて嬉しかった…ありがとう。

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友達に果物やヨーグルトやコーヒーを差し入れたりしながら、私は私のやるべき課題に向き合って終わらせる覚悟をした。

日曜日のケンカは私が彼に対して少し支配欲というかコントロール欲というか、「こうなったらいいのにな」を人為的に引き起こそうとした結果でもあるし、彼に振り回されているという私の解釈(心理学上、出来事は事実に解釈を加えたものなので)の結果でもあると思う。

その根幹にあるのは「このままの状態が続くのは嫌だ」という焦りで、だけど実際の私は自分の現状を変えるような行動をあまりとっていない。博論は出せていないし、ZINEを売り出すことにも取り掛かっていないし、こないだ「小説を書きたい」と強く思ったのに書き出してもいない。口ばかりで夢を語って、いつか、と言いながら叶えることを先延ばしにしているのは他でもない私自身だった。

自分で自分の夢を叶える行動ができていないくせに、彼にばかり私の望みを叶えてくれと求めるのは違う。まずは私から。どんなときでも、自分を幸せにする選択と行動は、他人にしてもらうんじゃない。自分がやるんだ。

 

新しい状況を迎えるためには、今の状況を終わらせる必要があると思う。物事は余白に生じるのだと私は信じているから。

断捨離もそうだけど、先に捨てたり終わらせたりしなければ、新しい豊かさは手に入らない。

博論を終わらせる。年内に指導教員に出せる形にする。それを決めたら、背筋がしゃんと伸びた気がした。

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