百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々 (web→ https://lit.link/okapindia)

10月16日(水) 金木犀香る

気づいたら10月も半ばになっていた。一つ前の日記が10月1日に投稿したものになっていて、あれおかしいなぁその後にも書いたはずなんだけど、と思っていたら10月4日のものが下書きに残っていた。投稿を忘れていたらしい。(今は当日の日付に変えて投稿済み)

 

それにしても10日以上あいている。

金木犀の香りが街に漂うようになって、そんな季節の話を誰かにしたいと思ったとき、久々にブログを書いてみようと思った。書きたいと思えたことが単純に嬉しい。

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というのも、最近仕事が一つ増えたからか、それともいつものように研究発表後の燃え尽き症候群か、論文の執筆やエッセイを書くことに意欲が湧かない日々を過ごしていたのだ。

論文はタイムリミットが迫っているし、エッセイだって書いて早く入稿しないと12月1日の文学フリマに出品するものがなくなってしまう。だからやらねば。なのに「やらねば」と思っているうちは体が動かない。「これをやりたい」とか「そのためにこれをやる必要がある」と腑に落ちた時にようやく体が動き出す。

心に正直なのは私の美徳の一つだが、こうやってときどき難儀してもいる。

 

新しい仕事は、インド企業とのオンライン会議でヒンディー語を通訳したり(このレベルのインド人はみんな英語を使えるけど私は英語通訳できるほどの能力がないので会話をヒンディー語でお願いしている)、メールで日本側の企業の意向を伝えたり市場をリサーチしたりする仕事だ。リサーチや現地企業とのやりとりは大学のリサーチアシスタントの仕事にも似ているなと思う。だからなのか慣れていてそんなに苦ではないけど、まあ楽しくはない。とことんビジネスに興味がないなあ。ヒンディー語を喋れることが楽しいので今のところ仕事はしているが、実はそろそろ飽きてきている。

 

今日久々にブログを書いて、やっぱり文章を書いている自分のほうがしっくりくるなと改めて感じた。

自分の心にしっくりくる行動を選び続けること。叶えたい夢や願いを後回しにして誰かや何かを自分より上に置かないこと。立場や肩書き、ステータス、お金、世の常識、社会の目にこだわるよりもずっと幸せな生き方。

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