百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々 (web→ https://lit.link/okapindia)

9月15日(日) 他人の目を気にする

びっくりしてる。気づいたら先日書いた記事にたくさんのスターがついたりブックマークしてもらったり。アクセスを見てみたらいつもより増えていた。もちろん「万バズ」なぞではないけれど、いつもより10倍くらいには。

 

そわそわして落ち着かない気持ちになる。多くの人が見てくれているんだから良い記事をもっと書かなきゃ、みたいな声が頭の中に流れて、ハッとした。また自分の感覚以外のものを良し悪しの評価軸にしそうになっていた。自分で自分のことを最高だと思えたらいいよね、と言っておきながら、また私はすぐにこれだよ。

 

 

他人からの評価で頑張れるものごとはすごく多い。褒められたら嬉しいし、ちやほやされたら浮かれるし、貶されたら落ち込むし、歯牙にもかけてもらえなければ悲しくて悔しい。

それが作品をつくるモチベーションになったり、あるいはインスピレーションになったりもする。だから他人の目や他者からの評価も悪いもんじゃないんだ。マズローの5段階欲求の図にもあるように、ほとんどの人間は多少なりとも承認欲求を持っているのだろうし。

問題はその他者の目や評価にがんじがらめに囚われてしまうことで、自分の感覚を置き去りにして評価を求めにいってしまうことだ。きっと承認欲求とうまく付き合うにはコツがいる。酒のようだな。どんなものでもそうなのだ。

 

外側に向きがちな自分の心すら、今はいったん「良いよ」と受け入れた。そのうち気にならなくなるか、うまく付き合って自分の糧にする方法を見つけるんだろう。

思うに私は、自分のポテンシャルを信頼してあげられているみたいだ。変化することを信じている。

 

つねづね「素直な文章」を書きたいと思っている。飾らず、背伸びのない、等身大の私の言葉を大切にしたい。思っていないことを「こう思う」と書かない、気にしてることを「気にしてない」とうそぶかない。

だから今日この日記を書けて良かった。急に増えたアクセスが気になって気になって仕方がない私が今ここにいることを、正直に書けて良かったなあ。

f:id:bharatiiya:20240915094149j:image