百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々 (web→ https://lit.link/okapindia)

5月17日 受け取る

ZINEを入稿した。

自分1人じゃできなかった。いろんな人が助けてくれた。おかげさまでspecial thanks欄がなかなかのボリュームになった。

 

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昨年、旅のしおりを作ったときに「本を作りなよ」と背中を押してくれた親友。いつも創作すること、表現することでキラキラ輝く姿を見せてくれて「私もやりたい」と火をつけてくれた恋人。他にもアドバイスくれた人たちや応援してくれたいろんな人に感謝している。

なかでも、パワーポイントで作った原稿をデザインソフトで起こしてくれたデザイナーさん。この方には特に深く感謝を。

 

早々にデザインソフトを使いこなすことを諦めた私の前に、元デザイナーで元バーのマスターで現・呑兵衛が現れ、ちゃちゃっと誌面レイアウトを組んでくれた。フォント、配置、大きさ、そういったもので読みやすさがまるで変わる。デザインってすごい。ソフトを使えるようになっていたとしてもデザインができるようになるのとは話が全く別で、彼がいなかったらこの冊子は完成していなかったと思う。

 

昔からの無価値観は薄れたとはいえ、全くなくなったわけではないから、

なんで自分はこんなにも人から与えてもらえるんだろう、私は何をお返しできるんだろう、お金か?!金を払えばええんか?!みたいな頭のごちゃごちゃは日々繰り返されている。

 

「私は一体どうすれば…」という混乱の中で相談した人から「感謝すればいいと思うよ」とシンジくんのようなことを言われて、そういえば私は心から人に感謝できてないかもしれないなあと思い至った。

ありがたい、ありがとう、と口の舌先あたりから発されるばかりで、胸の奥から声は出てるだろうか。

 

感謝するというのは、受け取るということができたとき、自分が与えられたものをきちんと認識したときにできるようになるらしい。

 

来週にはZINEが届く。木曜日には受け取る。

その足で、私はレイアウトを組んでくれた呑兵衛のおじいさんとちょっと良い店に酒を飲みに行く。

一言でも多く、胸の奥から感謝を伝えようと思う。