百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

4月6日 地獄の底で酒を飲む

先日、人と喧嘩をした。4〜5日ほど経ったがまだ続いている。LINEでオブラートというかガーゼに包んだ言い争いが続く。

一番やりとりの激しかった時間帯、私は行きつけのバーのマスターや常連のお客さんと荻窪の焼き鳥屋さんで飲んでいた。

美味しいおつまみに美味しい日本酒を頼んでニコニコしていたのも束の間、スマホに表示された連絡で気分が暗くなって何度もトイレに行ってはLINEの返事を打つ。

 

感情の波に飲み込まれがちな私は、一度飲み込まれると底の底までいって悲しんだり、怒るととことん怒ったり、逆に躁状態なくらい喜びもする。感情に操られがちで、その気分(感情)もコロコロ変わる。

 

こういう状態では冷静な判断ができないのでひたすら状況を悪化させる。そして始まる自分責め。私なんか…と落ち込む(数時間〜数日後には気分が変わる=忘れるのだけど)。

これぞパーフェクトネガティブコンボである。

 

 

この人とは本当に縁が切れるかもしれない。

「きっと憎むから」と何度も言われる。その人がそう言うならそうなのかもしれないと思う。そう思わせる言葉の力が彼にはある。時代が違えばカリスマ的演説すらぶてたかもしれない。その言葉に惚れた身ではあるのだけど。

 

そんなこんなで水面下でどんどん変な方向に進んでいく会話をしながら、笑顔で酒を飲み続けるという地獄のような時間を過ごした。

 

地獄の底でも美味しいお酒は美味しい。

今度は晴れやかな気分のときに飲みにいきたい。

 

f:id:bharatiiya:20220407105203j:image