百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

6月2日 

朝からなんとなく気持ちが晴れない。

この「なんとなく」を理解したいと心の中でこねくり回してみるが、わからない。

 

最近は物忘れが多い。立ち上がって部屋を移動すると何をしにその部屋に入ったのか忘れてしまう。過去のことはよく覚えていて、何年何月何日に誰とどこで会ったか答えられるのに、一寸前のことが思い出せない。

脳味噌の劣化あるいは老化。

 

母の老いることや死ぬことが怖かったけど、最近は少しずつ和らいできている。いつか私も死ぬ。

母の縮んだ背はいつかの私の背の高さなのだ。

 

中村一義「再会」が頭の中でずっと流れている。

僕の身体で僕を超えてゆく

 

夜、カレーの試作品をもちよってあれこれ感想を言い合う。私の感想はいつも的をえていなくて申し訳ない。

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