百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々 (web→ https://lit.link/okapindia)

10月17日、西荻窪に足繁く通う

朝から西荻窪へ行ってお絵かき。目黒雅也さんという西荻窪在住のイラストレーターさんが主宰している初学者向けの講座で、絵の描き方の基本のキを教えてくれた。
まずは「何を描きたいのか」を見つけること。それを紙のどこに配置するのか、どう見せるのか。描きたいという気持ちを駆り立てる対象物の発見と構図の取り方で良い絵というのはおのずと浮かび上がってくるのだなと思った。

私は駅前の飲み屋街・柳小路にある「赤い鼻」という居酒屋の外テーブルとオリオンビールの提灯に惹かれており、その魅力を伝えたくてイラストを描こうとしたけれど、あんまりうまくいかないままタイムアップ。色塗りをすべて終えることはできなかった。

それでも絵を描くのは楽しかった。小学生のころ、家の近くの絵の先生のおうちによく預けられていたので、そこで過ごしながら適当に絵を描いていた。あの頃の楽しさを少し思い出す。デッサンは苦手で、色塗りは好きな子供だった。絵具をしっちゃかめっちゃかに混ぜて新しい色を作り出すのは楽しかった。

雨だったので憂鬱な気持ちもあったけれど、動き出してみれば憂鬱さもどこへやらで楽しさ全開。行ってみてよかった。案ずるより産むが易しとはよく言ったものだねえ。

 

お昼に西荻窪のカレーの名店「ラヒ・パンジャービー・キッチン」にてパキスタン人の作るパンジャーブ地方のカレーを食べる。パンジャーブはインドとパキスタンの分離独立の際に国境線が引かれた地方で、もともとは一つの大きな地方だったのだけど現在はインド側パンジャーブパキスタンパンジャーブに分かれてしまっている。この分離独立はなかなか悲劇的なものだった。ラヒさんはパキスタン人ではあるが、店名に「パンジャーブ料理」と銘打っているのを見ると、現在のインドとパキスタンの関係に何か思うところがあるのかな、と妄想した。

ラヒのカレーの味付けはとてもパンチがきいている。やや塩味が強いところも北インドのカレーそっくりだ。野菜カレーがとてもとても美味しい。

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帰宅してぼーっとしていたら電話がかかってきて、夜から西荻窪の居酒屋のヘルプでバイトをすることになった。そのうち自作カレーも出しましょうなんて話もしてうきうき。

 

どのみち夜は友達の誕生日をお祝いするために西荻窪へ行く予定だった。一日に二回も西荻窪に行くのだからもう住んじゃえよと思うけど、家賃がそこそこ高いしね、今の自宅周りの環境もとても気に入っているし、誰かと同居やシェアでもしない限りはとうぶん三鷹台暮らしだなあ。

 

友達と行った西荻窪の超有名店「しんぽ」のお刺身がかつて経験したことがないほど美味しかった。すごい。。

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居酒屋バイトには定期的に入ることになった。どこも人手が足りてないのだな。