百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

6月8日と9日のメモ (感情を伝える難しさ)

感情を正確に記憶として留めておくことは不可能だ。

だから思ったことは、気持ちや感情は、思った時にその場で誰かに伝えたい。

 

でも思ったことをその場ですぐに言おうとするのに言葉として口に出すと違和感ばかりで、違うこれじゃない私の伝えたい「気持ち」にこの言葉はぴったりきていない、といつも焦燥感を抱く。違うのに、と思いながらも言葉にせずにはいられない、これがコミュニケーションの衝動なんだなと理解する。

この日記のように文章としてまとめるとぴったりくることが多いのは、そのときの「気持ち」を正確に覚えていないからで、文章のほうに引きずられて「あのとき確かに私はこういう気持ちだったはずだ」と丸め込まれているのだと思う。自分の気持ちを自分で誤解しているというか。

 

自分の気持ちですらそうなのに、他人の気持ちを私が描くことの責任の重さといったらない。

だけど私はそういう研究をして論文を書いている。暴動の犠牲者の遺族を訪ねて、その人の人生(ライフストーリー)を語ってもらい、録音したものを書き起こし、それを分析する。

何の権利があってこんなことしてるんだろう。わからない。それこそ酔っ払った時に指導教官の前で「罪深いことをしている」とわんわん泣いた。指導教官も酔っ払っていて私の話を聞いていなかったのが幸いだ。でも酔ったフリをしてくれていただけかもしれない。馬鹿な弟子で申し訳ない。

 

閑話休題

なるべく正確に、記憶として変形する前に、感情を伝えたい。

会って話せば伝えられそうなことも、書くと伝わらなかったり、電話越しですら難しく、やっぱり感情は言語だけで伝えられるものじゃないんだと思う。身振り手振り眼差し。ステイホーム期間だなんだと家に篭りがちな生活をしているうちにはっきりわかってきた。

 

「人と会わない生活も気楽でいいか」なんて思いもしたけれど、やっぱり私は誰かに会って気持ちを伝えたい。あの空を見てどう感じたか、この花を見て何を思ったかを誰かと共有できたなら、それはなんて素敵な日々だと思う。

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◼️今日のメモ

・論文が少し進んだ。とはいえ夜中に文章を書くとハイテンションになって変な話になりがち(夜中のラブレターみたいな)だから、一晩置いて明日読み直して、大丈夫そうなら指導教官に確認をお願いしよう。

・夜中のテンションでの文章といえばこの日記もそうじゃないか…。これからは朝更新にしよっかな。

・梅シロップは順調だ。早く飲みたい。

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・吉祥寺ですこーしお酒を飲んだ。しめ鯖、だし巻き、めんたいこ。私にとっての三大おつまみだ。このどれかさえあれば大抵はご機嫌でお酒が飲める。

・今日はパン屋で美味しいパンを買い、本屋で本を、花屋で花を買った。ひさびさに心の底から「良い一日だった!」と叫べる日。ありがたいこと山の如し。

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◼️今日聴いた音楽(印象的なものだけ)

・image___ / 眩暈SIREN

鉄風、鋭くなって / NUMBER GIRL

・ずっと前 / フィッシュマンズ

 

そういえば今日、ロッキン出場予定だったアーティスト一覧が発表されて、その中にナンバガの名前もあった。去年のライジングサンの初日中止といい、ナンバガは野外イベント運なさすぎでは。悲しい。念仏唱えてさようなら。

 

◼️今日読んだもの

" Life and Words " (Das, Veena)

論文進めるために必要な箇所をぱらぱら読み。英語文献を扱わなくていい世界線で研究したい。

 

◼️今日のアニメ・ゲーム他

・月曜日の習慣であるジャンプ読む。鬼滅がないのはやっぱり寂しいな。

・オタ恋の続き観た。はあーオタク友達ほしいな。青春いいなあ。

・くろさばアプデ。ハクレンのためのツバキは猫娘をイメージして作成。現在はレベル30くらい。

次のアプデは料理コンテンツの実装くるのかな…?!わくわく。

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だらだらしやすい性格な上にゲーム、アニメ、音楽、読書と趣味が広く、そこに仕事も研究もできるのか自分でもよくわからないけど、今のところ楽しくやれてる。