百年の一日

インドとお酒に溺れている岡本の日々

10月23日と28日のはなし

■10/23(金)
9日間のプージャー終わった!あのでかい女神像どうすんの?!
おばさん「もちろん川に流すのさ!」

というわけで、ヤムナー川まで行ってきました。不法投棄してるわけじゃありません、ヴィサルジャンという立派な儀式です。

14時過ぎにトラックに乗ってヤムナー川に出発。トラックは2台あり、うち1台にはミュージックシステムを積み、大音量で音楽をがんがん流しながら街中を走ります。もう1台にはドゥルガー像とか供物とか人とかが乗って、主に踊りながら街中を走ります。
ヤムナー川に向かう道はもちろんガッタガタなので、踊ると転びます。でも踊れと言われます。で、踊ると転んで「ちゃんとつかまってなさい!」と言われます。で、トラックの端とかにつかまると今度は「踊れ!」と言われます。その繰り返しで2時間ほどしてヤムナー川に到着。

ヤムナー川は広大でした。ここにもガートがあると言われたのでヴァラナシのような石畳で整備されたようなガートを想像していたんですが、川べりには柔らかい砂地が広がっているだけでした。
リーダーらしきおばちゃんがバナナの上にろうそくをさして最後のプージャー開始。が、子供たちのほとんどは川で沐浴というか泳いだり水掛けあって遊んでたりして見てない…!笑
プージャーの最後にドゥルガー像に色粉を付け、ついに川に流します。泳いで遠方まで運ぶ兄ちゃん達。いけめん。

迷子になった子やトラックから落っこちそうになった人、ミュージックシステムの不調、おばちゃんの体調不良など色々とトラブルはありましたが、とりあえず誰一人死なずに帰ってこられてよかったです。

 

■10/28(水)
ここ数日でデリーは急に寒くなりました。

それでも昨日までは日中32、3℃はあったんですが、今日はついに日中でも30℃いくかいかないか程度だったようです。曇天で北風も吹いていたので、体感的にはもっと低いかと思いました。
道端の露店にも柿が並んでいたり、焼き芋屋が増えてきたりと、ついにデリーにも本格的な秋がきたようです。

私は冬が大好きなので(でも寒いのは好きではない)、早く冬が来ればいいなあ。デリーの家は石造りで夏の暑さを乗り切るために作られているので、冬はめちゃくちゃ寒くて過ごしにくいそうです。寒いのは嫌ですが、「冬の街」というものが好きなので、それは今から楽しみ。

もっともっと寒くなって、街がなんとなく灰色になって、寒いねえ寒いねえと言いながら裸電球のついた屋台であつあつのチャイを飲みつつアールーティキをはふはふ頬張りたい。

アールーティキは最近のマイブームです。あとサツマイモにスパイス掛けてレモン絞って食べるのも美味しい。

いや、やっぱ冬は熱燗だわ。。